愛犬と一緒に楽しむフィットネス

ドッグトレーナーがお伝えする愛犬育てのお役立ち情報✎

しつけの基本 待てを教えよう ~愛犬のしつけ~

待ては愛犬の身の危険を守る

わんちゃんは「待て」はできますか?

「待て」は基本のしつけのひとつです。

わんちゃんは驚いたとき、何かに興味をもったときなど急に飛びだしてしまうことがありますよね。

また、人に飛びついてしまうこともあります。

そんなときに愛犬の行動を制御することができるのが「待て」なんです!

わんちゃんの身を守るだけではなく、人に迷惑をかけるような行動を減らすことができるので、愛犬にはマスターさせたいことです。

長時間待たせる必要があるときは、「伏せ」で待たせる方がいいでしょう。

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待てを教えるために

「おすわり」はできていますか?

「待て」はおすわりをしてじっと待つことです。

「おすわり」ができていない場合は、おすわりを教えることから始めましょう。

 

気をつけたいこと

つい、長く待たせたくなってしまいますよね。

でも、「待て」のトレーニングは、1~2秒待つことから始めます。

わんちゃんには「待つこと」がわからないのです。

「待て=良いことがある」と理解させるためには、数秒からスタートします。

待つことにストレスを感じてしまうと「待て」のトレーニングを嫌がるようになってしまうので気をつけましょう。

 

  

待ての教え方

わんちゃんが集中し、落ち着ける環境で行うことが大切です。

人の出入りがあったり、大好きなおもちゃがあるなど、他のことに気持ちが動いてしまうような環境は避けましょう。

わんちゃんにとって言葉は音にしか聞こえないので、手を使ったハンドシグナルをつかうと理解しやすくなります。

最初は「待て」の言葉ではなく、胸の前で手を開き、わんちゃんに手の平を向けるようなサインを使うとよいでしょう。

言葉はその後に教えていきます。

 

1~2秒待つ

おやつを手に持った状態でおすわりをさせ、胸の前で手を開いたサインを出し、1秒待てたら「よし」といって手に持っているおやつをあげます。

もしお尻が床から上がってしまったらおやつはあげずにやり直します。

失敗を繰り返すと嫌になってしまうので、1秒待てない場合は0.5秒でもOK!

成功体験を繰り返し、徐々に1秒から2秒へと延ばしていきます。

 

待てる時間を徐々に延ばす

わんちゃんがもう少し待てそうなら、少しずつ時間を延ばしていきます。

5秒、10秒と時間を延ばし、最終的には1分待てるようにしましょう。

どんどん時間を延ばしていくのではなく、5秒→3秒→10秒とランダムにしていく方が早く「よし」と言ってもらえる楽しみがあって、覚えやすいです。

動きそうになったら「よし」といって失敗させないようにしましょう。

 

少し離れても待てるようにする

長時間待てるようになったら、おすわりをさせてからサインをだし、1歩後ろに下がってすぐにもどって「よし」と言っておやつをあげます。

距離も時間と同じでランダムに5歩→10歩→3歩などと延ばしていき、20~30歩離れても待てるようにしていきます。

距離に慣れてきたらすぐに戻らず、離れたところで数秒時間をおいてから戻るなどランダムにしていきます。

もし途中で動いたりしていたら、サインを出して待つことを促したり、すぐに戻るなどして失敗させないようにします。

長時間離れても待てるようになってきたら、「待て」と言ってからサインを出して練習し、最終的には「待て」の言葉だけでできるようにしましょう。

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レーニングは楽しく、そして根気も必要

わんちゃんによってはトレーニングも得意なこと、苦手なことと様々です。

飼い主さんもわんちゃんもお互いに「楽しい!」と思わないと、長続きしません。

時間をかけてゆっくりトレーニングしていきましょう。

 

 

 

 

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愛犬におすわりを教えるコツ

おすわりの指示で座れますか?

「おすわり」といってわんちゃんは座れますか?

「おすわり!おすわり!・・・」と何回も言わないと座れないというのは、実はできていないんです。

「おすわり」と言ったら座れるようになってほしいですよね。

 

そしてこの「おすわり」は、「伏せ」や「待て」につながるわんちゃんの基本の行動です。

「おすわり」と「待て」はわんちゃんと生活していくうえで、しっかりできるようになってほしい行動です。

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気をつけたいポイント

わんちゃんに教えるときに座ってくれないとつい、お尻を下に押すようにして無理やり座らせたくなりますが、この方法はおすすめできません。

「しつけは楽しく」やりたいですよね。

自発的ではない無理やり座らせる行為は、わんちゃんにとっては「嫌なこと」になります。

これが繰り返されると、「しつけ=嫌なこと」とわんちゃんは思ってしまうこともあるので、やらないようにしましょう。

 

 

おすわりの教え方

おやつを使ってわんちゃんが自発的に座るように誘導していきます。

 

おやつを鼻先に誘導する

大好きなおやつを手で持って鼻先に近づけ、愛犬に匂いを嗅がせておやつに注目させます。

そのまま匂いを嗅がせながら耳の間あたりの上に持っていくと、おやつを目で追いながらお尻がペタッと床につきます。

お尻が床についたときに「よし」といっておやつをあげます。

繰り返し練習しましょう。

 

おやつを持った振りで誘導する

おやつを持たずに同様に練習します。

お尻が床についたときに「よし」といっておやつをあげます。

繰り返し練習しましょう。

 

「おすわり」のコマンドをつける

上手に座れるようになってきたら、お尻が床についたときに「おすわり」と声掛けをします。

床にお尻をつけることが「おすわり」だと覚えていきます。

何度も繰り返し練習し、理解してきたと感じた頃に先に「おすわり」といってみましょう。

上手におすわりができたら「よし」といっておやつをあげます。

 

もしできなかったら、鼻先からの誘導をして座らせ、「よし」といっておやつをあげます。

できないからといって何度も「おすわり」のコマンドは言わないようにします。

「おすわり!おすわり!おすわり!」が床にお尻をつけるコマンドと理解してしまうからです。

できないときは鼻先からの誘導で座らせるようにして、「おすわり」のコマンドは「床にお尻をつけること」が理解できるように繰り返し練習しましょう。

 

 

レーニングは楽しく!

わんちゃんにとって、「トレーニングは楽しい!」と思ってもらえると、色々なことを覚えてくれます。

それは、わんちゃんにとっても、飼い主さんにとっても楽しい時間♪

どんなにトレーニングをしても、すぐにできないことはたくさんありますよね。

でも、わんちゃんが集中できる時間は10分程度です。

レーニングの時間が嫌なことにならないように、「もっとやりたい!」という状態で終わらせることが大切です。

毎日の10分を繰り返して、楽しくトレーニングしましょう!

 

 

 

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愛犬とのアイコンタクトはしつけの基本

アイコンタクトできていますか?

「アイコンタクト」とは、愛犬が飼い主さんと目を合わせることです!

わんちゃんの目はとても純粋。

そんな目で見つめられるとメロメロですよね。

アイコンタクトは愛犬とのコミュニケーションの基本で、アイコンタクトができると愛犬との絆が深まり、信頼関係もより良好になります。 

アイコンタクトができているということは、常に飼い主さんに注目しているということです。

目を見て注目していて「聞く姿勢」になっているので、飼い主さんの指示がわんちゃんに入りやすく、しつけもしやすくなります。

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愛犬はソフトアイでみる

動物は目を合わせることを嫌います。それは犬も同じ・・・。

動物が戦うとき、ジーッと見つめあい(睨み合い)攻撃に転じていきます。

わんちゃんが飼い主さんの目を見るということは信頼関係が築けているからなのです。

でもジーッと見られるのは嫌なはずなので、柔らかなソフトな眼差しで見てあげましょう。

 

事故の防止になる

いざという時のために、どんな状況でもアイコンタクトを取れるように、毎日の生活のなかで練習しましょう。

わんちゃんは興奮すると我を忘れて指示が入らなくなります。そんなときにアイコンタクトが取れていると興奮を沈め、事故を未然に防ぐことができます。

 

 

アイコンタクトの教え方

最終目標は名前を呼んだら飼い主を見ることです。

レーニングをする前に、名前を覚えていることが前提になるので、「名前を呼んだら反応する」練習をしておきましょう。

ここでは大好きなおやつをご褒美として使いながら、簡単にできるアイコンタクトの練習法をご紹介します。

 

飼い主の目を見たらご褒美

最初はおやつを持った手を額の前にだし、愛犬を見ます。

目があったら「よし」といって手に持っているおやつをあげます。

このとき、名前を呼ぶことをしないようにしましょう。

愛犬は手に持っているおやつに夢中のはずです。

おやつに夢中の状態で名前を呼んでも振り向かない状態が続くと、無視することを覚えてしまうので気をつけましょう。

 

飼い主の目を見たらご褒美~その2~

目を見たらご褒美がもらえることがわかってきたら次に進みます。

額の前あたりだったおやつを持った手を耳の横あたりに持っていきます。

この状態で愛犬が目を見るのを待ち、目があったら「よし」といっておやつをあげます。

ここでもまだ名前を呼ばないようにします。

中々見てくれないときは、舌を鳴らすなど愛犬が注目してくれそうな音を出すのもいいでしょう。

徐々に距離を延ばしていき、目を見たらご褒美がもらえることを理解させます。

 

名前を呼んでみる

おやつを持った手を耳の横あたりに持ってきている状態で、愛犬の名前を呼んでみます。

目が合ったら、持っていたおやつをあげます。

これを繰り返し練習していきます。

目を見たら「いいことがある」ということと、「名前を呼ばれたら目を見る」ことを結び付けていきます。

 

注目していないときに名前を呼んでみる

飼い主さんに注目していないときなどに名前を呼び、目を合わせたらおやつをあげます。

よそ見をしているとき、少し離れたところからなどがいいでしょう。

呼んでも反応が見られない場合は目を合わせるまで待ちます。

名前を連呼すると無視することを覚えてしまうので、時間がかかるようなら前のステップに戻りましょう。

上手にできるようになったら、遊びに夢中になっているときなどに行うなど、少しずつステップアップしていきましょう。

 

 

 

アイコンタクトでのNG

アイコンタクトは、「名前を呼ばれる=飼い主を見る=よいことがある」を結び付けています。

名前を呼んだあとに、叱ったり、苦手なことをしないようにします。

目を見て近くに来てくれたのに、嫌なことがあると警戒心が生まれて逃げてしまったり、無視することもあります。

わんちゃんが嫌がることをしなくてはいけないときは、名前以外のコマンドを使いましょう。

 

 

 

アイコンタクトの効果

愛犬とアイコンタクトをして絆を深めると、飼い主さんと愛犬の両方に幸せホルモンと呼ばれている「オキシトシン」が分泌されます。

オキシトシンはストレスを減らし、リラックスして、幸福感を増やす役割があります。

女性の出産や母乳などに働きかけるホルモンとして知られているので、愛情ホルモンとも呼ばれています。

人の場合は良好な関係が築けているときに分泌されやすく、犬も同様で、飼い主さんに見てもらえる、撫でてもらえる、一緒にいられることで幸せを感じます。

愛犬と一緒にいると「可愛い!」と幸せを感じることが多いですよね♪

アイコンタクトだけではなく、一緒にいること、愛犬の存在そのものが、幸せを感じる大きな存在になっていると思います。

アイコンタクトをしっかりと取りながら、愛犬との絆を深めていきましょう。

 

 

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子犬の社会化期にはよい経験を!

子犬の社会化には「たくさんの良い経験」

子犬の社会化期は生後3~12週齢頃です。

この時期は好奇心が旺盛で警戒心をあまり持たないので

いろいろなことに興味を持ちます。

この時期にたくさんの経験をした子犬は、情緒の安定した

成犬に成長する可能性が高くなります。

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ワクチン接種の弊害

「3回目のワクチンが終わるまで外に出してはいけない」

 多くの飼い主さんは病院からの指示でそのように対応しています。

外の環境に慣れる絶好の機会を逃してしまうのです。

そこでお願いしたいのが「抱っこ」でのお散歩♪

抱っこでのお散歩でウィルスに感染することはないのです。

すれ違った人と「こんにちは!」

そしておやつをもらうだけでも大きな経験です。

 

たくさんの環境に慣れる

子ども、高齢者、眼鏡をかけた人、ひげを生やした人・・・。

同じ人ではありますが、わんちゃんにとっては別人です。

車や自転車、車の通る音、救急車の音、子どもの声・・・。

物や音もわんちゃんにとっては怖いものです。

そんなときは、おやつでちょっと安心させてあげましょう。

 

抱っこでお散歩するだけでも「初めて!」を経験できます。

 

家の中でできること

わんちゃんが苦手なものとしてよくあるのは、掃除機とチャイムです。

これにも慣らしたいですよね。

掃除機の音、チャイムの音、知らない人が玄関に来ることは

わんちゃんにとってはとても怖いことです。

掃除機が鳴っている間は離れたところで家族に撫でてもらったり、

ハウスでおやつを食べているなどがいいでしょう。

チャイムが鳴ったらハウスでおやつを食べたり、

来た人からおやつをもらったりするのもいいでしょう。

恐怖体験を積まないことが第一優先です。

 

小型犬はバッグにも慣らしましょう

バッグやスリングに入って、電車に乗ったり

人混みに出る機会を増やすのも有効です。

慣れてきたら、人混みを歩く練習をするのもいいでしょう。

 

怖い経験は問題行動につながります

怖い経験をしてしまうと、吠えや噛む行動に移行してしまう

場合があります。

わんちゃんの場合は、恐怖体験は強い印象として残ってしまうので

自分を守るために吠えや噛む行動に出てしまいます。

それを繰り返すとさらに強化されて修正が難しくなります。

なので、叩く、マズルをつかむなどの行為は好ましくありません。

 

子犬の成長はとても速い

ワクチンが終わる頃は、生後4~5か月になっていて、

人の年齢にすると小学校に入る頃にまで成長しています。

その後の成長も早く、お誕生日を迎えるころには

人の年齢では高校生にまで成長しています。

子犬期の間に、「よい経験を積むこと」

そしてそれが、「よい印象であること」が大切です。

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成犬になってしまうと遅い?

そんなことはありません。

時間はかかりますが、環境に少しずつ慣らしながら

よい印象、経験を積み重ねてあげましょう。

 

 

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わんちゃんが楽しめるしつけ方

犬が楽しめるしつけとは?

わんちゃんが完璧にマスターするにはそれなりの時間がかかりますよね。

厳しいだけがいいのではなく、わんちゃんが楽しめることを続けていくことがいちばんです。

飼い主とわんちゃんが楽しみながら続けていくコツをお伝えしますね♪

 

楽しいトレーニング法

段階を分けて教える

 最初から難しいことを教えても、わんちゃんはすぐに覚えてくれません。

 少しずつステップアップしていくことが大切です💗

 オスワリを教える場合も、おやつを使いながら誘導して座れたら褒めるを繰り返します。これがマスターできたらおやつを抜いて練習!

 何を教えるにしても、段階を分けてスモールステップアップが肝心です。

 

「褒める」を繰り返す

 飼い主に褒められると、わんちゃんはしっぽを振って喜びます。

 飼い主の笑顔と褒められることがわんちゃんにとっては最大のご褒美✨

 この「褒める」タイミングもとても大事で、できた瞬間に「よし!」「good!」などコマンドを伝えると、わんちゃんはどの行為がよかったかを認識できます。

 時間が経ってしまうと何がよかったのかわからなくなってしまうので、上手にできた行為と同時を意識しましょう❣

 

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しつけをするときの注意点

罰としてゲージを使わない

 いたずらをしたり、失敗したときは、ついゲージに閉じ込めて反省させたくなりますが、わんちゃんにとっては自分の安心できる居場所💗

 罰として使用してしまうと、安心できる場所ではなくなってしまい、ゲージに入らなくなってしまうことがあるので気をつけましょう。

 

叱るときは短く!

 叱るときは、「ノー」「ダメ」など短い言葉ではっきり伝えてあげる方が効果的!

 人同士で話すように「もう、ダメでしょ!」などとつい言ってしまいがちですが、わんちゃんには理解できないんです。

 短い言葉ではっきり伝え、わんちゃんの反応を確認してみましょう。きっと何か伝わっているはずです💕

 

トイレの失敗は叱らない

 ペットシーツ以外でのトイレをしてしまう失敗はよくあります。

 失敗したときにわんちゃんを叱ってしまうと「トイレは悪いこと」と認識してしまいます。

 失敗させないことがいちばんですが、失敗した場合はサッと片付けましょう。

 

気分や人によって対応が変わる

 その日の気分や人によって、わんちゃんへの対応を変えてはいませんか?

 おなじコマンドであっても、飼い主の気分によってコマンドの聞こえ方がわんちゃんには違って聞こえてしまい、いいのか悪いのか、正しい判断ができなくなってしまいます。

 また、家族内でも人によって対応が違うことも同様です。

 一貫した態度、関わり方をするようにしましょう。

 

 

基本的なマナーをマスターさせましょう

 基本的なしつけができていると、わんちゃんとのお出かけを楽しむことができます。

 家族の一員であるわんちゃんと一緒に出かけられる機会が増えると、楽しいドッグライフ間違いなしです💕

 しつけがうまくいかないときには、スクールなどでレッスンを受けるのもよいでしょう。

 

 

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犬のコミュニケーション -ボディランゲージ(犬語)-

犬のコミュニケーションとは?

ボディランゲージという言葉を聞いたことはありますか?
犬のコミュニケーション法で、聴覚、嗅覚、視覚を使って犬はコミュニケーションをとります。
このボディランゲージは人にも向けられるので、犬の感情やメッセージを読み取ることができます。

犬は目に見えること(視覚)、音(聴覚)、匂い(嗅覚)を使ってやりとりをします。
毎日の生活や犬のしつけの時など、犬の行動やサインから緊張している、不安な状態、ストレスになっているなどと解釈します。

想定して判断するのではなく、目にした行動をそのまま犬からのメッセージとして受け止めるようにしましょう。

 

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視覚によるコミュニケーション

犬のコミュニケーションの中で最も理解しやすいのが、見たままに読み取れるこの視覚によるものです。
犬は争いを好まない動物なので、警告なしに噛みつきや威嚇、吠えなどの行動を起こすことはまずありません。
もし犬が何らかの警告を出しているのに何かの行動を起こしたのであれば、私たちが犬の微妙なメッセージを読み取ることができていなかったということになります。
それは身体の一部だけの小さな変化であることが多く、表情や姿勢、動作などから犬の心理状態を見分けていきます。
そのために必要なことは、犬をよく観察することです。
私たちがよく注目してみる部位は耳と尾が多いのですが、よく犬を見ていると口元やマズル、目、背中などが変化しているのがわかります。

 

聴覚によるコミュニケーション

犬の鳴き声をどれくらい聞き分けることができますか?
犬の鳴き声は大まかに区分けすると
①鼻を鳴らす
②悲鳴をあげる
③吠える
の3種類に分けられますが、これだけではなく様々な声色を使い分けています。

声色は犬の大きさや体型によって異なり、小型犬は甲高い声で吠える傾向があり、大型犬は低い声で吠える傾向があります。
家庭で飼われている犬が吠えるのは、私たち人へのコミュニケーションのひとつとして、メッセージを送っているためです。
人が犬の声のメッセージを理解できていないため、犬目線からみると多くのメッセージが必要となり、無駄吠えの頻度が高まります。
愛犬が送っているメッセージをしっかり受け止め、何を伝えようとしているのか、その動機を理解することが必要です。

 

嗅覚によるコミュニケーション

犬は相手を認識するときに、匂いを最も重要な手掛かりのひとつとして利用しています。
犬同士のコミュニケーションでは相手の嗅覚を刺激する重要な匂いを分泌し、その匂いを嗅ぎ分ける能力を犬は持っています。
排泄の度に分泌物を排出し、他の犬がストレスを感じているか、雌犬が繁殖期なのか、年齢がどれくらいなのかなど多くの情報交換を犬同士で行っています。
犬の嗅覚は五感の中では一番優れていて、周囲の環境から多くの匂いを受け取っています。

 

 

ボディランゲージを読み取りましょう

比較的理解しやすいのが視覚によるコミュニケーションで、代表的なものとして犬が出すボディランゲージとして次のものがあります。

 

体の部位の変化による感情表現

感情の変化に伴い、耳、額、鼻、頭、目、口元、尾、体全体などに現れます。そのときの感情に合わせて複数が合わさって感情を表現します。

例えば、

恐怖を感じた時  耳が後ろに倒れる、口角が引ける、尾を後肢の間に入れる

興奮している時  耳が前を向く、体全体を動かして尾を振る

などが見られます。

 

カーミングシグナル

犬は不必要な争いを回避する素晴らしい能力を持っています。人や他の犬から脅威を感じたり、犬自身のストレスが高まったときに自分自身を落ち着かせたり、不要な争いを避けるために相手を落ち着かせるメッセージとして使います。

例えば、

目を背ける、頭を横に背ける、カーブを描くように歩く、瞬きをする、鼻を舐める、前肢を伸ばす、あくびをするように口を開ける、被毛を掻く、身体を振るなどが代表的な仕草です。

 

ストレスシグナル

人と同様、心理・身体的な要因から環境などで犬もストレスを感じると様々な身体の変化を表します。

初期の変化  尾が下がる、被毛を掻く、身体を振る、あくびをする、前肢を上げる、

       瞬きをする、鼻を舐める、呼吸が促拍、排尿・排便など

中度の変化  初期の変化の他、尾、耳、目などの変化、尾を後肢に入れる、

       髭が前を向く、落ち着きがない、肉球が汗ばむ、舌をペロッと出すなど

強度の変化  初期、中度の変化の他、背中が丸まる、よだれが出る、体に震え

       白目が見えるくらい目を見開く、常同行動(セルフグルーミング)、

       アレルギー、破壊行動、分離不安など

 

 

 愛犬と生活しているとき、上記のようなサインを出していませんか?

 愛犬のしつけやトレーニングのときはどうですか?

身体の部位の変化、呼吸、表情、行動など、ストレスを感じていないリラックスしている状態からの変化を見逃さないようにしましょう。

 

 


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足立区で犬のフィットネス、しつけなら「わんこはうす ハーティス」

 

 

【犬のしつけ】歯磨きトレーニング

愛犬への歯磨きの仕方

歯磨きは子犬の頃から慣らしていかなくてはいけないのですが、愛犬が嫌がって挫折してしまう方も多いのではないでしょうか?
今は歯磨きシートなども販売されていいますが、やはり歯周病など口腔内の病気を予防するためには歯ブラシでのお手入れが必要です。
人間と同様で、わんちゃんも歯と歯肉の間をしっかりブラッシングしてあげなくてはいけないんです。

ではどうやって?
歯磨きシートでも嫌がるのに歯ブラシなんて無理!!
そう思われる方も多いと思いますが、成犬になってからでも歯ブラシを使うことは可能です。

準備するものは、歯ブラシ&大好きなおやつ

これだけで大丈夫です。
慣らし方ですが、すぐにはできないので、少しずつのスモールステップアップです!

 

練習の仕方

ステップ1


歯ブラシに触れることから始めます。
歯ブラシを愛犬の前に出すと、クンクンしてきます。
鼻先が歯ブラシに触れたらおやつをあげます。
それを数日繰り返し、歯ブラシは「良いもの」と印象づけてあげます。

見るだけで逃げてしまう場合は、近づくことから始めます。
床に歯ブラシとその横におやつをおきます。
歯ブラシに近づいておやつが食べられたらOKです。
そこからスタート!
慣れてきたら歯ブラシの上におやつを置いてレベルアップします。
それに慣れたらクンクンすることに戻ります。

長い道のりですが、わんちゃんは一度嫌と思ってしまうとそれを受け付けなくなります。
「〇〇したらいいことがあった!」
これを繰り返してあげるとできるようになるのです。

 

ステップ2


歯ブラシを前歯に当てます。
重要なこと… ここではシャカシャカしません

シャカシャカしたくなるのですが、前歯に歯ブラシを当てるだけです!!← 重要!
これができたらおやつをあげます。

ここであげるおやつは、いつも普段あげているボーロとかクッキーではなく、ちょっとランクアップしたおやつが最適です。
そして量は少しだけ・・・。
わんちゃんの場合は、量より回数なんです!!
貰えるのが少しでも回数が多いほうが嬉しいんです。
だからこそ、プレミアムご褒美だと歯磨きが楽しいものに変わっていきます。

もし、歯ブラシを当てるのを嫌がるようなら、少しだけわんちゃん用の歯磨きペーストを使うのもOKです。

 

ステップ3


前歯に歯ブラシを当てて大丈夫なら、次は1本シャカッっとします。
そしておやつをあげます。
シャカシャカはしません!!←ここ重要
これを繰り返して「シャカッ」に慣らします。

先は長いですがこれを繰り返して、歯ブラシのシャカッ=おやつ=良いこと💗とわんちゃんが思ってくれると、歯ブラシから逃げ回ったり噛みついたりがなくなっていきます。

気のなが~い練習ですが、シャカッ1回ができるようになるまででも、わんちゃんはすごく頑張っています!
いっぱい褒めてあげましょう。

 

ステップ4


口角を引っ張る練習です。これもわんちゃんにとっては嫌なことです。
口角を少し指で引いたらおやつをあげます。
繰り返し練習して嫌がらずにできるようになったら、歯ブラシを当てましょう。
できたら、おやつを忘れずに・・・。
それができるようになったら、奥歯もシャカッです。そしておやつ。

シャカッ+おやつも嫌にならないように繰り返すので、どの歯も数回できれば大丈夫です。
肝心なことは、歯磨き=好き💗になることですから!

 

ステップ5


前歯から少しずつシャカッを2回、3回と増やしていきます。
シャカッ2回でおやつ(繰り返す)、シャカッ3回でおやつ(繰り返す)・・・・
これを前歯~奥歯まで少しずつ増やしていきます。

回数が増やしていくとおやつをあげる回数が減るので、最終目標は一番最後におやつをあげて終了です。

 

 

ご褒美を使う理由

歯磨きした後におやつ❓と思うかもしれませんが、わんちゃんの場合は虫歯ができることはあまりありません。
虫歯予防ではなく、あくまでも歯周病予防として歯をきれいにすることを目的にしているので、歯磨き後のおやつは大丈夫です。

大好きなおやつをあげることで「歯磨き≠嫌なこと」ではなくなり、「歯磨きしたらおやつがもらえる💗」と強化されていきます。

それが繰り返されることで犬は歯磨きができるようになるのです。

これを「正の強化」といって犬のトレーニングで使われている手法です。

そして汚れを歯にけることを最小限にするには、お水をしっかり飲ませてあげること! 

これが歯の汚れを落としたり、付きにくくする予防になり効果的です。
新鮮なお水を常に用意しておいて、いつでも飲めるようにしてあげましょう。

 

 

 

愛犬の歯磨きトレーニング(紹介)

我が家の愛犬もも(3歳)

実はももも歯ブラシでの歯磨きができませんでした。
子犬の頃から歯磨きシートを使っていたので、そこから歯ブラシへの切り替えができなかったのです。
歯周病予防には歯ブラシと再度認識し、半年前から歯ブラシトレーニングをスタート!

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レーニンググッズ

ももの歯磨きグッズの一部、歯磨きペーストとドライチーズです。

ドライチーズは小さな一口サイズですぐにお口で溶けちゃうものだけど、匂いが強いから大好きです。
今ではこれが欲しくて、オスワリして待っています。


半年かかりましたが、今は4回にわけて、数回ずつシャカシャカできるようにまで成長しました。

なので、「できない!!」なんてことはありません。

右前歯を数回シャカシャカしたらひと口、左前歯をシャカシャカしたらひと口、左奥歯をシャカシャカしたらひと口、右奥歯をシャカシャカしたらひと口… まだこのレベルです。
シャカシャカは3~4回程度なので、まだ磨いているというレベルではないですが、嫌がらずやれることが大切なので、スモールステップアップです。

ももはまだおやつがないと歯磨きができません!
まだまだ歯磨きトレーニング中ですが、嫌がらず頑張っています!

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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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