愛犬の心と身体を元気にする秘訣♪

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【犬のしつけ】ハウストレーニングの必要性

わんちゃんにとってハウスは、安心感が得られる「自分の居場所」です。
お部屋にハウスとなるクレートを準備していますか?
ケージでも大丈夫ですが、災害が多くなっている現在では愛犬と一緒に避難することを考えると、移動が可能なクレートに入ることを教えてあげることも大切です。

 

ハウストレーニングが必要な理由

私たちにとって家は落ち着く空間で、それぞれ部屋があって自分の居場所で自分の時間を過ごします。
わんちゃんにも自分の居場所で落ち着き、安心して自分の時間を過ごす場所が必要というのは、私たち人間と同じです。
子犬の頃から慣らしておくことはもちろんですが、成犬になっても慣らしておく必要があります。
適切な排泄場所を教えたり無駄吠えさせない、落ち着いて待つ、悪戯好きな愛犬の事故防止など、ハウストレーニングをする目的には「管理」「安心」「安全」があります。

 

快適に暮らすための「管理」

わんちゃんは家族の一員で大切な存在ですが、忘れてはいけないことが一つあります。
それは「犬は動物である」ということです。
動物ではありますが、「私たちと一緒に暮らす」ということが野生の動物は違います。
愛犬と快適に暮らすためには、しっかりと犬の管理をすることが必要になります。

また、無駄吠えなどの環境管理にも有効で、吠えのきっかけになる対象物を見えなくしたり、フリーでいて興奮しやすくなる環境を落ち着く環境に変えるなど、愛犬のしつけをするうえでも役立ちます。

 

愛犬にとっての「安心」

自由を奪う管理ではなく、「ハウスに入って休む」ことをお勧めします。
家族みんながいる場所にクレートを置くことで、わんちゃんは安心感が生まれ、リラックスできる場所としてクレートに入って「休む」ことができます。
クレートは「自分の居場所」、つまり「休む」ためのリラックスできる場所になります。
私たち人間の視点では愛犬の自由を制限しているようにも思えますが、隔離するのではなく、わんちゃんにとっては「休む」ための「自分の居場所」になります。

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わんちゃんはテーブルの下やちょっとした隙間など狭い空間を好みます。
この犬の本来の性質をしっかりと受け止め、自然な方法で犬を育てることが理想です。
もしわんちゃんが外が気になって落ち着けないようならクレートにタオルをかけるなどして見えないようにしてあげると落ち着くことができます。

その他、ペットホテルに預けなくてはならなくなった時など、ハウスに慣れていないとストレスを溜めこんでしまい、食欲不振や下痢など体調を崩してしまう可能性があります。
ハウスに入れば安心していられることを教えてあげることは、わんちゃんの心身の健康にも有効といえます。

 

いざというときの「安全」

地震や水害など最近は災害が多くなっているので、ハウストレーニングをしておくと災害時に避難するときにも有効です。
愛犬がクレートに入れないと、一緒に避難できないということもあります。
日常生活においても、悪戯しやすい犬や子犬の時期など目を離せない場合にクレートを使うことは、誤飲や事故の防止をするという意味でも有効です。
車での移動時にクレートを使うことは、急ブレーキをかけたときの事故防止、愛犬の窓からの飛び出し等の危険の回避など、愛犬と一緒に暮らしていくうえで安全面からもとても役立ちます。

 

 

ハウスとして必要な大きさ

犬は成長しますので、必要な大きさはその都度変化します。
どのように使用するのか、目的に合わせてサイズを選びましょう。
子犬は生後半年でほぼ成犬に近い大きさまで成長します。
成犬になったときに必要な大きさを想定し、犬が大きくなるまでは箱などを入れてクレート内を仕切るようにするのもよい方法です。
目的に合わせて大きさの違うものを2つ用意するのもよいでしょう。

 

サイズの目安

理想的なサイズは、オスワリしても頭がつかない、伸びをしても足がつかない、クレート内で一周できるサイズです。
クレートに入れる時間が短時間の場合は、オスワリして頭がつくサイズでも問題はありません。

 

 

クレートに慣れさせるには・・・

ハウスが「居心地のいい場所」だと、犬が認識する必要があります。
最初は入口を開けておき、愛犬の大好きなおもちゃやおやつをさりげなく投げ入れて、「ハウスに入ることが楽しい」という印象をつけてあげます。
中に入ってゆっくり過ごせるように慣れるまでは、入り口の扉を閉めてはいけません。
これは犬が「閉じ込められた」という印象を持たないようにするためです。
慣れてきたら「閉めてすぐ開ける」ことから少しずつ閉める時間を長くしていきます。
クレート内で安心できるようにお気に入りのマットなどを敷いてあげるのもよいでしょう。


クレート内で過ごせる時間はわんちゃんによって違います。
犬は日中寝ていることが多いので、長時間クレートで寝て過ごせる犬もいます。
愛犬のクレート内での過ごし方を定期的にチェックしましょう。

 

 

ハウストレーニングができたら・・・

クレートに慣れ、長時間過ごせるようになったら、愛犬との暮らしに役立てることが増えます。
急な用事でペットホテルに預けはなくてはいけなかったり、動物病院での治療や入院などに対応しやくなります。
それだけではなく、キャリーバッグに入れて愛犬とのお出かけや車、電車等にのっての遠出の旅行、宿泊など、愛犬と一緒に暮らしの楽しみ方が広がります。

 



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