おすわり&ふせは運動の基本
犬のしつけでもおすわりとふせは基本トレーニングです。
犬のフィットネスでも実は基本の運動のひとつです。
おすわり→ふせの運動
おすわりからふせをすることは、肩周り、前半身の筋肉を使います。
これを複数回繰り返すことで筋トレになるのです。
何気なく愛犬に、「おすわり」「ふせ」といってさせている行動が筋トレになるなんて、愛犬の健康維持に繋がるんです!
いつまでも元気でいてほしいと思うと素敵な言葉ですよね。
立ってを教えたい
おすわり、ふせはしつけの基本ですが、フィットネスではこれに「立って」をプラスします。
おすわりから立って、ふせから立っての運動を繰り返し行うと、これも筋トレになります。
おすわりから立っては、年齢とともに衰えやすい後ろ足、腰に筋トレに、
ふせから立っては、後ろ足、前足、体幹の筋トレになるのです。
「立って」はシニアのわんちゃんにとっては、魔法の言葉ですね。
おすわり&ふせはできますか?
犬のしつけ教室を始めてわずか数か月ですが、この期間に関わりを持たせていただいたわんちゃんでおすわりができない、ふせができない子が多いことに驚きました。
飼い主さんが口にする言葉に「必要ですか?」
そういわれてしまうと「必要です!」と言います。
しつけの基本
しつけでは、おすわりが指示でできないと「まて」はできないのです。
ふせができないと、「長時間のまて」はできません。
「まて」ができると制止などの事故予防など、何かあったときに必要な指示です。
愛犬の動きを止めることができるのです。
フィットネスでも基本
フィットネスでは、おすわり&ふせを繰り返すことで筋トレになります。
それに立ってをプラスすると、筋トレできる部位も増え、全身のトレーニングになります。
アイテムを使わず、床でできる運動というのが魅力ですね。
今からでも遅くありません。
愛犬の健康維持のための基本として、おすわり&ふせを教えましょう!
おうちフィットネスのすすめ
愛犬の健康維持のためには、自宅でできることを繰り返す「継続」が大事です。
おすわり→ふせ、おすわり→立って、ふせ→立ってのメニューは、簡単に継続が可能な運動ですよね。
ごはんのときの、「まて」「お手」よりも、「おすわり→ふせ」を3セットさせるとかどうですか?
日常生活の一部として組み込んであげることが、継続に繋がります。
犬は自分の足で歩きたい
わんちゃんは動物です。
動物種として、いつまでも自分の足で歩きたいという本能が働きます。
その愛犬の思いを受けとめ、可能な限り健康を維持して守ってあげることが私たちの役割であり、飼い主の皆さまにも意識してほしいと思います。